今日は 夕方から、至福の時間を過ごしました(笑)。
7月にチケット入手してから この日をひたすら
楽しみにしてたんですよ〜〜
もちろん 場所は、阪急の西宮北口近くの(毎度おなじみ)
兵庫県立芸術文化センターです。何でも 今日の入場者で
公演入場者数100万人突破したらしく 表彰式やってました。
そうか もう100万人も来場したのか…そのうち 何回、
私は行ってるんだろうなあ(え〜と 少なくとも10回近くに
なってるような
)。2005年10月開業ですから、
多いのか 少ないのか
で、今日のコンサートは、ヴァイオリン ギドン・クレーメル、
ピアノ クリスティアン・ツィメルマンという超豪華デュオ。
(双方ともに世界でも有数の有名奏者です)
曲は ブラームスの「ヴァイオリンソナタ2番」と「3番」、
そして フランクの「ヴァイオリンソナタ」。
実は ブラームスは1番の「雨の歌」は聞いた事あったんですが、
2番、3番は聞いた事がなかったので、主人所有の2番のCDを
聞いて 予習(オイストラフ&リヒテルのCDでした)。
「あ、これ好きかも」と思いつつ、生で聞くのがますます 楽しみに。
フランクのソナタは「それは美しい旋律だ」と聞いた事が
あったんですが、「誰の買おう」と考えてる間に聞き損ねてたので
生で聞けるチャンスに 行く前からワクワク
行って知りましたが、クレーメルはオイストラフのお弟子さんだったとか。
全然 感じ違うなあ…(まあ そりゃそうか。その人の個性で違うんだし)
それはともかく素晴らしい演奏会でした。
最初は ブラームスの「2番」と「3番」。
ヴァイオリンの余韻に合わせて、ペダルから足を離して、音の消えてゆく
タイミングを見事に合わせる…なんてのは 考えれば、当然かも
しれませんが CDとかの演奏じゃ そこまで判りませんしねえ
(理屈としてならともかく)。生ならでは、のささやかな発見に
「おお〜〜」と感動しつつ、名演奏に酔いながら
中間の休憩に入りました。その後が フランクの「ヴァイオリンソナタ」。
評判にたがわぬ 美しい旋律でしたね…うっとりと聞きほれました。
あっという間に時間が過ぎて、アンコール曲は2曲。
モーツァルトの「ヴァイオリンソナタ39番 第1&第2楽章」と
ニーノ・ローソの「甘い生活」(映画音楽です)。
どっかで聞いた事あるな〜と思ったわけですね(「甘い生活」の方)。
映画音楽特集か 何かで聞いたのだと思われます(確か フェリーニ
監督の映画じゃなかったかなあ)。実際の映画は知りませんが
、
私は 映画音楽特集みたいな番組見るの好きですからねえ(これは
映画音楽に限りませんが。アニソンとかでも大抵 見たがるし)。
妙に 自分の見てない映画の曲を知ってたりしますので
素晴らしい音楽を聴いて、浸ってると西宮北口で こじんまりと
した居酒屋を偶然 発見しました。これが美味しかった…
素晴らしい音楽、美味しいお料理とお酒(韓国料理が自慢の
お店だったんです。韓国 済州島の焼酎で「ハンラサン」という
お酒をいただいたんですが…ついつい 飲んじゃうほど、好み
でした…
)で 幸せ一杯。
いやあ 至福の時間でした。楽しかったです〜
(関西公演は 今日の西宮公演だけだったそうで、
チケット入手出来て 本当に良かった、と思ったのでした)